坪・平米・畳の換算方法と広さの目安|70㎡は何坪・何畳?
物件情報では、土地は坪、住まい全体は平米(㎡)、部屋ごとの広さは畳、というように3つの単位が混ざって出てきます。換算に使う数字は2つだけです。
- 1坪 = 約3.3㎡(正確には 3.30579㎡)
- 1畳 = 1.62㎡(不動産広告での基準)
- この2つから、1坪 = 約2畳
この記事では、換算の式と早見表のほか、数字を見るときに間違えやすい点(専有面積と部屋の畳数の違い、坪単価の出し方)を説明します。
換算の式
| 換算 | 式 |
|---|---|
| ㎡ → 坪 | ㎡ ÷ 3.30579 |
| 坪 → ㎡ | 坪 × 3.30579 |
| ㎡ → 畳 | ㎡ ÷ 1.62 |
| 畳 → ㎡ | 畳 × 1.62 |
たとえば70㎡のマンションなら、次のようになります。
- 坪:70 ÷ 3.30579 = 21.17坪
- 畳:70 ÷ 1.62 = 43.21畳
暗算で出すコツ
電卓がないときは、次の数字でおおよその広さが出せます。
- ㎡ → 坪:㎡ × 0.3。70㎡ × 0.3 = 21坪(正確には21.17坪)
- 坪 → ㎡:坪 × 3.3。21坪 × 3.3 = 69.3㎡(正確には69.42㎡)
- 畳 → 坪:畳 ÷ 2。6畳 ÷ 2 = 3坪(正確には2.94坪)
3.30579という数字はどこから来たか
1坪は、1辺が6尺(1間)の正方形の面積です。1尺は 10/33 メートルと決められているので、1辺は 60/33 メートル、約1.818メートルになります。
面積は 60/33 × 60/33 = 400/121 ㎡で、小数にすると 3.305785…㎡です。これを丸めた数字が 3.30579 です。
部屋の広さ:畳から㎡・坪へ
| 畳 | ㎡ | 坪 |
|---|---|---|
| 4.5 | 7.29 | 2.21 |
| 6 | 9.72 | 2.94 |
| 8 | 12.96 | 3.92 |
| 10 | 16.20 | 4.90 |
| 12 | 19.44 | 5.88 |
| 15 | 24.30 | 7.35 |
| 20 | 32.40 | 9.80 |
1畳 = 1.62㎡ は、不動産広告のルール(不動産の表示に関する公正競争規約)で決められた基準です。広告で「6畳」と書くには、1畳あたり1.62㎡以上の広さが必要です。
実際の畳の大きさは、京間、江戸間、団地間など地域や建物によって違います。くわしくは坪・平米・畳数 計算ツールのページにまとめています。
住まい全体の広さ:㎡から坪・畳へ
| ㎡ | 坪 | 畳 |
|---|---|---|
| 20 | 6.05 | 12.35 |
| 25 | 7.56 | 15.43 |
| 30 | 9.07 | 18.52 |
| 40 | 12.10 | 24.69 |
| 50 | 15.12 | 30.86 |
| 60 | 18.15 | 37.04 |
| 70 | 21.17 | 43.21 |
| 80 | 24.20 | 49.38 |
| 100 | 30.25 | 61.73 |
この表の「畳」は、面積全体を1.62㎡で割った数字です。部屋の畳数ではありません。次の章で説明します。
専有面積と部屋の畳数は別のもの
マンションやアパートの「専有面積」には、居室のほかに、玄関、廊下、キッチン、浴室、トイレ、収納が含まれます。バルコニーは含まれません。
専有面積25㎡の1Kで、居室が8畳の部屋を例にします。
- 居室:8畳 × 1.62 = 12.96㎡
- それ以外(キッチン、水まわり、玄関、収納など):25 − 12.96 = 12.04㎡
25㎡を畳に換算すると15.43畳ですが、居室として使えるのは8畳です。専有面積を畳に直しても、部屋の広さはわかりません。
部屋の広さは、間取り図に書かれた畳数で比べます。住まい全体の広さは、専有面積(㎡)で比べます。
壁芯面積と内法面積
面積の測り方には2種類あります。
- 壁芯面積:壁の中心線で測った面積。広告の専有面積は、多くがこの測り方です。
- 内法面積:壁の内側で測った面積。マンションの登記簿に載る面積はこの測り方です。
同じ部屋でも、登記簿の面積は広告の面積より小さくなります。住宅ローン控除のように床面積に条件がある制度は、登記簿の面積で判定されます。条件に近い広さのマンションを買うときは、登記簿の面積を確認してください。
なお、一戸建ては登記簿も壁芯面積です。
世帯の人数と広さの目安
国の「住生活基本計画」では、2025年度までの計画で、世帯の人数に応じた面積の目安(居住面積水準)が示されていました。単位は㎡です。
| 人数 | 最低 | 都市型 | 一般型 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 25 | 40 | 55 |
| 2人 | 30 | 55 | 75 |
| 3人 | 40 | 75 | 100 |
| 4人 | 50 | 95 | 125 |
- 最低(最低居住面積水準):健康で文化的な生活に欠かせない広さ。2人以上は 10㎡ × 人数 + 10㎡。
- 都市型(誘導居住面積水準・都市居住型):都市部の共同住宅を想定した、ゆとりのある広さ。2人以上は 20㎡ × 人数 + 15㎡。
- 一般型(誘導居住面積水準・一般型):郊外や地方の一戸建てを想定した、ゆとりのある広さ。2人以上は 25㎡ × 人数 + 25㎡。
表は全員を1人として数えた場合です。10歳未満の子どもは、年齢に応じて1人より少なく数える決まりでした。
2026年3月27日に閣議決定された新しい住生活基本計画(2026〜2035年度)では、この世帯人数ごとの面積水準はなくなりました。かわりに、住宅の性能の目安の中で「40㎡程度を上回る住宅」という規模が示されています。上の表は、広さを比べるときの参考として載せています。
坪単価の出し方
坪単価は、価格を坪数で割った金額です。広さの違う土地や物件の値段を比べるときに使います。
- 坪単価 = 価格 ÷ 坪数
- 坪単価 = ㎡単価 × 3.30579
例1:40坪で3,000万円の土地
3,000万円 ÷ 40坪 = 坪単価75万円
例2:70㎡で4,900万円のマンション
㎡単価は 4,900万円 ÷ 70㎡ = 70万円。坪単価は 70万円 × 3.30579 = 231.4万円
㎡単価と坪単価の対応は次のとおりです。単位は万円です。
| ㎡単価 | 坪単価 |
|---|---|
| 30 | 99.2 |
| 50 | 165.3 |
| 70 | 231.4 |
| 100 | 330.6 |
| 150 | 495.9 |
注文住宅の坪単価は、計算のしかたが会社で違う
注文住宅の坪単価には、決まった計算方法がありません。
- 割る面積が「延床面積」の会社と、バルコニーや玄関ポーチまで含めた「施工面積」の会社があります。施工面積で割ると、坪単価は低く出ます。
- 価格に含める範囲も、建物本体の工事費だけの場合と、付帯工事費まで含める場合があります。
坪単価で比べるときは、どの面積で割っているか、どこまでの費用を含んでいるかを確認してください。
換算は計算ツールでできます
無料の計算ツール坪・平米・畳数計算坪・平米・畳のどれか1つを入れると、残りの2つを同時に計算できます。使ってみる ›まとめ
- 1坪 = 約3.3㎡、1畳 = 1.62㎡、1坪 = 約2畳。
- 暗算は「㎡ × 0.3 = 坪」「坪 × 3.3 = ㎡」。
- 専有面積には水まわりや玄関、収納が含まれます。部屋の広さは間取り図の畳数で見ます。
- マンションの登記簿の面積(内法)は、広告の面積(壁芯)より小さくなります。
- 坪単価 = ㎡単価 × 3.30579。注文住宅の坪単価は、面積と費用の範囲を確認してから比べます。