待機電力とは?
テレビやエアコンのリモコンで電源を切った直後でも、実はコンセントにつながっている家電は電気を消費し続けています。この、電源オフの状態でも消費される電力のことを「待機電力」と呼びます。ここでは、待機電力の意味と、具体例をもとにした電気代の目安について解説します。
待機電力(たいきでんりょく) とは
電源が切れている状態でも
消費され続けている電力
消費され続けている電力
家電メーカーのカタログでは「待機消費電力」「待機時消費電力」などと表記されることもあります。
1
なぜ電源オフでも電力を消費するのか
リモコンでの電源操作を受け付けるための受信回路や、時計・タイマー機能、メモリの保持などのために、家電は電源オフの状態でも微弱な通電状態を維持しています。この分の電力が待機電力です。
コンセントを完全に抜いてしまえば、待機電力は発生しません。ただし、タイマー予約やリモコン操作ができなくなるなど、使い勝手が損なわれる場合もあるため、使用頻度の低い家電から見直すのがおすすめです。
2
待機電力の大きさのイメージ
一般的に、待機電力は通常の消費電力と比べると非常に小さな値です。ただし、家じゅうの家電の待機電力を合計すると、決して無視できない金額になることもあります。使わない家電は、コンセントから抜いておくとよいでしょう。
計算例:液晶テレビの待機電力にかかる電気代
300W
通常の消費電力
0.5W
待機電力
某家電メーカーのカタログに記載の液晶テレビは、消費電力300W・待機電力0.5Wでした。この待機電力を24時間 × 30日間、電源を切ったまま(コンセントは挿しっぱなし)にした場合の電気代を、1kWh単価31.0円で計算してみます。
1ヶ月(30日)の待機電力の電気代
約11.2円
1年間(12ヶ月)の待機電力の電気代
約134円
待機電力は1台あたりで見ると小さな金額ですが、テレビ・レコーダー・ゲーム機・ルーターなど、家の中には待機電力が発生する家電が数多くあります。長期間使わない家電や、旅行・帰省などで長時間家を空ける際には、主電源をオフにする、あるいはコンセントを抜いておくことで、無駄な電気代を抑えることができます。
ご自身の家電の待機電力が分かる場合は、電気代早見表(時間別) や 電力量(Wh/kWh)の計算 のツールに数値を入力することで、実際にどれくらいの電気代がかかっているかを試算できます。