ナンピン計算方法
当サイトのナンピン計算は、以下の方法で「平均単価」の計算を行っています。
計算例:3回に分けてナンピン買いした場合
値下がりしていく銘柄を3回に分けてナンピン買いした場合を例に見てみましょう。
1. それぞれの回の購入金額を合計する
各回の「価格 × 数量」を計算し、その合計が「合計購入金額」になります。
| 回数 | 価格 | 数量 | 購入金額 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 1,000円 | 100株 | 100,000円 |
| 2回目 | 900円 | 100株 | 90,000円 |
| 3回目 | 800円 | 200株 | 160,000円 |
| 合計購入金額 | 350,000円 | ||
2. それぞれの回の数量を合計する
各回の数量をそのまま合計したものが「合計購入数量」です。
3. 合計購入金額を合計購入数量で割る
「合計購入金額」を「合計購入数量」で割った値が「平均取得単価」になります。
= 350,000円 ÷ 400株 = 875円
1回目だけで見ると1,000円だった取得単価が、2回・3回と価格が下がったタイミングで買い増しすることで、平均875円まで下がっていることがわかります。これが「ナンピン(難平)」によって平均取得単価を下げる仕組みです。
計算式まとめ
何回に分けて買い増ししても、考え方は同じです。それぞれの回の「価格 × 数量」をすべて合計し、数量の合計で割ることで平均取得単価が求まります。
実際の価格・数量を入力して、この計算をすぐに自動で行いたい場合はナンピン計算機をご利用下さい。
ナンピン計算機を使う →損益の計算と、買い増す数量の決め方
目標価格での損益を計算する
損益 = (目標価格 − 平均取得単価) × 合計数量
上の例(平均取得単価875円・400株)で計算します。
- 株価が1,000円になった場合:(1,000 − 875) × 400 = +50,000円
- 株価が800円のままの場合:(800 − 875) × 400 = −30,000円
平均取得単価と同じ875円になったときに、損益がちょうどゼロになります。
買い増す数量による平均取得単価の違い
1,000円で100株を持っていて、800円で買い増す場合です。
| 買い増す数量 | 購入金額の合計 | 平均取得単価 |
|---|---|---|
| 50株 | 140,000円 | 933.33円 |
| 100株 | 180,000円 | 900円 |
| 200株 | 260,000円 | 866.67円 |
| 300株 | 340,000円 | 850円 |
目標の平均単価から、必要な数量を逆算する
必要な数量 = 保有数量 × (現在の平均単価 − 目標の平均単価) ÷ (目標の平均単価 − 買い増し価格)
平均単価を900円にしたいなら 100 × 100 ÷ 100 = 100株、850円にしたいなら 100 × 150 ÷ 50 = 300株です。目標の平均単価を買い増し価格に近づけるほど、必要な数量は急に増えていきます。
計算に含まれないもの
この計算には、売買手数料や、利益にかかる税金は含まれていません。実際の損益は、これらを差し引いた金額になります。