L判サイズとは?寸法・用途・他サイズとの違い
2. 「L判」の名前の由来
3. 身近なサイズとの比較
4. 他の写真プリントサイズとの違い
5. L判と写真の縦横比の違い
6. L判で写真が見切れないようにするには
7. よくある質問
L判サイズの寸法・面積
| 寸法(mm) | 横 89mm × 縦 127mm(8.9cm × 12.7cm) |
|---|---|
| 寸法(インチ) | 横 3.50in × 縦 5.00in(約 3.5in × 5in) |
| 解像度の目安 | 1,226px × 1,750px(350dpi設定の場合) |
| 対角線の長さ | 約 155.08 mm |
| 面積 | 約 113.03 cm²(11,303 mm²) |
「L判」の名前の由来
「L」は Large(大きい)の頭文字です。かつての白黒写真は、名刺サイズ(65×90mm)や30切(76×112mm)、手札(83×108mm)が主流でした。その後カラー写真の時代になり、フチありの「E判」(Economy、82.5×117mm)とフチなしの「V判」(Victory、同寸)が登場。これらよりひと回り大きいサイズとして「L判(Largeサイズ)」が定着し、現在では写真プリントの標準サイズとして最も広く使われています。
アルバムやフォトフレームの多くはこのL判を基準に設計されているため、写真プリントのサイズに迷ったときはL判を選んでおくと扱いやすい、という実用上のメリットもあります。
身近なサイズとの比較
「89×127mm」と言われてもピンとこない場合は、身近なカードや写真と比べてみると大きさをイメージしやすくなります。L判はパスポートの冊子とほぼ同じ大きさで、免許証の顔写真の約3倍、クレジットカードの約1.5倍です。はがきや文庫本よりはひと回り小さいサイズです。
| 写真・モノ | 寸法 |
|---|---|
| 運転免許証の写真 | 24mm × 30mm |
| マイナンバーカードの写真 | 35mm × 45mm |
| クレジットカード | 54mm × 85.6mm |
| パスポート | 88mm × 125mm |
| L判 | 89mm × 127mm |
| はがき | 100mm × 148mm |
| 文庫本(A6判) | 105mm × 148mm |
他の写真プリントサイズとの違い
写真プリントのサイズはL判・2L判以外にも、正方形の「ましかく」やスマホ写真向けの「DSC」など多くの種類があります。用途や撮影データの縦横比に合わせて選ぶことで、見切れを防ぎやすくなります。
| サイズ | 寸法 | 特徴 |
|---|---|---|
| L判 | 89mm × 127mm | 縦横比 5:7。もっとも一般的な写真プリントサイズ。 |
| ましかく | 89mm × 89mm | 正方形。SNS投稿でおなじみの比率。 |
| DSC | 89mm × 119mm | 縦横比 3:4。デジカメ・スマホの標準比率に近い。 |
| LW | 89mm × 133mm | 縦横比 2:3。デジタル一眼レフの標準的な比率。 |
| KG | 102mm × 152mm | はがきとほぼ同寸。海外では一般的な写真サイズ。 |
| HV | 89mm × 158mm | 縦横比 16:9。動画のワンシーンなどを見切れず印刷できる。 |
| P | 89mm × 254mm | スマホのパノラマ撮影に近い比率。 |
| DSCW | 127mm × 169mm | DSCの2Lサイズ版。 |
| 2L判 | 127mm × 178mm | L判のちょうど2倍の面積。 |
| 6切 | 203mm × 254mm | 成人式・七五三などの記念写真でよく使われる。 |
| 4切 | 254mm × 305mm | ポートレートなど、大きめに仕上げたい写真向け。 |
| 半切 | 356mm × 432mm | 大伸ばしプリントで使われる大判サイズ。 |
| 全切 | 457mm × 560mm | 写真プリントの中でも最大クラスの大判サイズ。 |
L判と写真の縦横比の違い
L判の縦横比は 5:7 です。スマホやデジタルカメラの標準的な撮影比率はこれと異なることが多く、そのままL判でプリントすると上下や左右が見切れてしまうことがあります。主な撮影比率とL判との相性は次のとおりです。
L判で写真が見切れないようにするには
縦横比5:7以外のデータをL判で印刷する場合、見切れを防ぐには主に次の3つの方法があります。
縦横比をトリミングする
写真編集アプリなどで、あらかじめ縦横比5:7にトリミングしておく方法です。ぴったりのサイズで印刷できますが、切れてほしくない部分が入らないよう構図に注意しましょう。
写真全体を縮小する
元データを等倍のまま縮小してL判に収める方法です。トリミングせず全体を写せますが、縮小率が大きいと画質が粗くなることがあります。縦横で倍率を変えると歪むので注意が必要です。
フチあり印刷を使う
用紙の端に余白を作る「フチあり印刷」を選ぶと、写真全体を縮小して余白内に収めてくれるため見切れを防げます。用紙いっぱいに印刷したい場合には不向きです。
よくある質問
L判サイズは何に使う?
2L判とL判の違いは?
L判は何枚でA4サイズになる?
L判とA判・B判は同じ規格?
※ 解像度の目安は350dpi設定時の参考値で、印刷会社や出力機によって推奨値は異なります。
※ 図解の比率は目安であり、実物大の表示ではありません。