消費税の税抜き価格の計算方法
消費税計算レシートや請求書に記載された税込み価格から、商品本体の価格(税抜き価格)や消費税額だけを 確認したい場合があります。税込み価格から税抜き価格を求めるには、まず税込み価格に含まれる 消費税額を計算し、その消費税額を税込み価格から差し引きます。
計算式
税抜き価格 = 税込み価格 − 消費税額
消費税率を100に足した数で割るのがポイントです。これは、税込み価格が 「税抜き価格 × (1 + 消費税率/100)」で計算されていることの逆算にあたります。 計算結果に1円未満の端数が生じた場合は、切り捨てて処理します (端数の扱いについては消費税の端数の扱いについてをご確認下さい)。
計算例
簡単な例として、税込み価格123円・消費税率10%の場合で計算してみます。
① まず消費税額を計算
123 × 10 ÷ (100 + 10) = 11.1818…円
1円未満の端数(.1818…)を切り捨て → 消費税額 = 11円
② 税込み価格から消費税額を引く
123 − 11 = 112円
税抜き価格 = 112円
もう少し大きな金額でも、計算方法は同じです。
① 消費税額:200,000 × 10 ÷ 110 = 18,181.81…円 → 切り捨て → 18,182円
② 税抜き価格:200,000 − 18,182 = 181,818円
軽減税率(8%)が適用される商品の場合は、上記の式の「10」の部分を「8」に置き換えて計算します。
実際に計算してみる
実際の税込み価格から税抜き価格・消費税額を自動計算したい場合は、 消費税計算ツールで、計算方法に「税抜き」を選択して価格を入力して下さい。 複数の価格をまとめて計算したい場合も、価格を追加して合計金額から一度に計算できます。
反対に、税抜き価格から税込み価格を計算する方法は 消費税の税込み価格の計算方法をご確認下さい。
税抜き価格の早見表と、よくある間違い
税込み価格 → 税抜き価格の早見表(税率10%)
| 税込み価格 | 消費税額 | 税抜き価格 |
|---|---|---|
| 110円 | 10円 | 100円 |
| 550円 | 50円 | 500円 |
| 1,000円 | 90円 | 910円 |
| 1,100円 | 100円 | 1,000円 |
| 3,300円 | 300円 | 3,000円 |
| 5,000円 | 454円 | 4,546円 |
| 10,000円 | 909円 | 9,091円 |
消費税額の1円未満の端数は切り捨てています。税率8%の場合は、税込み1,080円なら消費税80円・税抜き1,000円、税込み1,000円なら消費税74円・税抜き926円です。
よくある間違い:税込み価格から10%を引く
税込み価格から10%を引いても、税抜き価格にはなりません。
- まちがい:1,100円 × 0.9 = 990円
- 正しい計算:1,100円 ÷ 1.1 = 1,000円
消費税の10%は「税抜き価格」に対する10%です。税込み価格の10%(110円)を引くと、引きすぎになります。税抜き価格を求めるときは、掛け算ではなく「1.1で割る」(8%なら1.08で割る)と覚えておくとまちがえません。
税抜き価格を知りたい場面
- 経費精算や帳簿づけで、本体価格と消費税額を分けて記録するとき
- 見積書や請求書を作るために、税込みの予算から本体価格を逆算するとき
- 税率の違う商品(8%と10%)が混ざったレシートを、税率ごとに整理するとき
8%と10%の商品が混ざっている場合は、税率ごとに合計を分けてから、それぞれ計算してください。