時差の計算方法|日本と海外の時刻の求め方、飛行機の到着時刻の出し方

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時差の計算は、足し算と引き算だけでできます。日本より時刻が遅れている場所へは引き算、進んでいる場所へは足し算です。

  • 日本時間 → 現地時間:日本時間に時差を足す(遅れている場所は引く)
  • 現地時間 → 日本時間:その逆の計算をする
  • 0時より前になったら前の日、24時を超えたら次の日
  • 夏時間のある国は、季節によって時差が1時間変わる

時差とは

世界の時刻は、基準になる時刻(協定世界時、UTC)との差で決められています。日本は UTC+9 で、基準より9時間進んでいます。ニューヨークの冬は UTC−5 で、基準より5時間遅れています。

2つの場所の時差は、この数字の差です。日本とニューヨーク(冬)なら、(−5) − (+9) = −14 で、ニューヨークは日本より14時間遅れています。

主な都市と日本の時差

日本から見た時差です。「−」は日本より遅れていること、「+」は進んでいることを表します。夏時間のない都市は、1年を通して同じです。

都市標準時夏時間
ソウル0なし
北京・上海−1なし
シンガポール−1なし
バンコク−2なし
デリー−3.5なし
ドバイ−5なし
パリ−8−7
ロンドン−9−8
ニューヨーク−14−13
ロサンゼルス−17−16
ホノルル−19なし
シドニー+1+2

単位は時間です。デリーの −3.5 は、3時間30分の遅れです。

日本時間から現地時間を出す

日本時間に時差を足します。時差が「−」の場所は、引き算になります。

例1:日本が1月15日の10:00のとき、ニューヨークは何時か(時差 −14時間)

10:00 から14時間を引きます。10時間引くと0:00、さらに4時間引くと前の日の20:00です。ニューヨークは1月14日の20:00です。

例2:日本が21:00のとき、ロンドンは何時か(冬の時差 −9時間)

21:00 − 9時間 = 12:00。ロンドンは同じ日の正午です。夏時間の間は時差が −8時間なので、13:00になります。

例3:日本が22:00のとき、シドニーは何時か(夏時間の時差 +2時間)

22:00 + 2時間 = 24:00。シドニーは次の日の0:00です。

例1をタイムゾーン変換で確かめる ›

現地時間から日本時間を出す

逆の計算をします。日本より遅れている場所の時刻には、時差の分を足します。

例:ニューヨークが1月14日の9:00のとき、日本は何時か

9:00 + 14時間 = 23:00。日本は同じ1月14日の23:00です。

海外から届いたメールに現地の時刻が書いてあるときや、海外のイベントの開始時刻を日本時間に直すときは、この計算を使います。

飛行機の到着時刻を出す

航空券に書かれている出発と到着の時刻は、それぞれの現地の時刻です。到着時刻は、次の順で出せます。

  1. 出発時刻に飛行時間を足して、日本時間での到着時刻を出す
  2. それを現地の時刻に直す

行き:成田を7月10日の17:00に出発し、ニューヨークまでの飛行時間が12時間30分の場合

  1. 17:00 + 12時間30分 = 日本時間で7月11日の5:30
  2. 夏の時差は −13時間なので、5:30 − 13時間 = 7月10日の16:30

ニューヨークには、現地の7月10日16:30に着きます。出発した日と同じ日付で、時計の上では出発より前の時刻です。

帰り:ニューヨークを7月17日の13:00に出発し、成田までの飛行時間が14時間の場合

  1. 13:00 + 14時間 = ニューヨーク時間で7月18日の3:00
  2. 日本はニューヨークより13時間進んでいるので、3:00 + 13時間 = 7月18日の16:00

成田には、日本時間の7月18日16:00に着きます。

日本からアメリカへ向かうと日付が戻り、アメリカから日本へ帰ると日付が進みます。乗り継ぎや、現地での予定を決めるときは、日付も合わせて確認します。

日付変更線をまたぐ場所

ハワイは日本より19時間遅れています。日本とハワイの間には、日付の境目になる日付変更線があるためです。

日本が月曜日の10:00のとき、10:00 − 19時間 で、ハワイは日曜日の15:00です。時刻だけを見ると5時間進んでいるように見えますが、日付は1日前です。「19時間引く」のかわりに、「5時間足して、日付を1日戻す」と考えても同じ答えになります。

夏時間の切り替え時期は、時差がずれる

夏時間(サマータイム)のある国では、夏の間、時計を1時間進めます。日本には夏時間がないので、その期間は日本との時差が1時間縮まります。

  • アメリカ・カナダ:3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで
  • ヨーロッパ:3月の最終日曜日から10月の最終日曜日まで
  • オーストラリア(シドニーなど):10月の第1日曜日から翌年4月の第1日曜日まで

気をつけたいのは、国によって切り替えの日が違うことです。アメリカはヨーロッパより2〜3週間早く夏時間に入り、1週間遅く終わります。その間は、アメリカとヨーロッパの時差がふだんより1時間小さくなります。ニューヨークとロンドンの時差はふだん5時間ですが、この期間は4時間です。

3月と、10月の終わりから11月の初めに、海外との会議や電話の予定を入れるときは、相手の国が夏時間かどうかを確かめます。

時刻を伝えるときの書き方

海外の相手に時刻を伝えるときは、どの場所の時刻かをいっしょに書きます。

  • 「10月5日 9:00(日本時間)」「9:00 JST」のように、基準の場所を書く
  • 相手の現地時刻も並べて書くと、まちがいが減る

時刻だけを書くと、相手は自分の国の時刻だと受け取ることがあります。

時差はツールで計算できます

無料の計算ツール時差を計算日時と2つのタイムゾーンを選ぶと、変換後の日時と時差を計算できます。主な都市の現在時刻と、日本との時差の一覧もあります。使ってみる ›

都市ごとの日本時間との対応表は、ニューヨークやロンドンなどの都市のページにあります。

まとめ

  • 時差は、基準の時刻(UTC)との差の引き算で出せます。
  • 日本より遅れている場所の時刻は、日本時間から時差を引きます。0時より前になったら、前の日です。
  • 飛行機の到着時刻は、出発地の時刻で到着時刻を出してから、現地の時刻に直します。
  • 夏時間のある国は、季節で時差が1時間変わります。切り替えの日は国によって違います。
  • 時刻を伝えるときは、どの場所の時刻かを書きます。

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